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2024年06月02日

シールドの重要性

ここ1、2年、何だかライブでのギターの音が ”?” って思う事が多くて、何ていうかちょっと細い音だったり、歪のゲインはあんまり上げたくないんだけど、音にあんまり伸びを感じなくて、音が細くなるのを覚悟の上で仕方なくゲインを上げてごまかしてたりしてたんですけど、遂にと言うかとうとうと言うか、リハーサルの時にスタジオで急に音が全くではないのだけど出なくなって「何でだろ?」って色々機材をいじっても音が出ない・・まず疑ったのが電子部品である”ケンパー”の故障でした。電子部品の故障は突然やってきて、いきなり音が出ないという事が多いので、約5年使ってとうとう壊れたのか・・と思っていたんだけど、どこも壊れていない様子。足元の機材関係のシールド類は比較的新しいしかなりのグレードの物を使っている・・もしやと思いワイヤレスとギターを繋いでいるオヤイデ電気製のかなりハイエンドのワイヤレス機器用の70センチのシールドを替えると、なんと普通に音が出るじゃないですか。え?こんな高いハンドメイドのシールドがそんなに早く断線すんの?と思ったんですが、その日は違うシールドでやり過ごして事なきを得ましたが、これからの事考えるとやっぱり同じシールドを”も一度買おう!”と思ってポチって、次のリハーサルにその新しいシールドを持って行って繋いでみたら、なんと、音量は今までの120%位のパワーで、歪も今まで仕方なく2:00位の方向に合わせてたんですが、12:00をちょっと切るくらいで程よい自分好みのオーバードライブとディストーションの中間位の歪になり、めっちゃ良い音に!マジか!?違いすぎる!

ホントに改めてシールドの重要性を思い知る事になりました。

以前、プロのギタリストがYouTubeで「定期的に1年くらいでシールドは交換する」と言っていましたが「そんな頻度で交換したらお金掛かるじゃん・・そんなに直ぐにダメにならんでしょ?」とか思ってましたが、やっぱりプロはシールドによってサウンドが大きく変わる事を身を持って体験しているんだなと思いました。こう言うところがプロとアマの違いなんでしょうね、きっと。

私もシールドの重要性は理解していたつもりでかなり高品質・高性能の物を使っていましたが、それがいつしか劣化する、或いは個体差があると言う事はあまり考えていなかったですね。

思えばこのワイヤレスのシールド、初めて使ったころから「あれ?ワイヤレスに同梱のやつよりなんか音の張りがないなあ・・?」と思っていたし、使って少し経つと前述した様な状況でしたので、恐らく元々の個体差で、不良品とまでは言いませんが、所謂”ハズレ”だったような気がします。真相は分かりませんが。

そうでないと今回の音量・音色のパワーアップの説明がつかないんだよな~

何だか凄く時間や大切なステージでのパフォーマンスを無駄にしたような気持になりました・・

こんな高いシールド、やたらと何本も買えませんが、メインで使うものは予備と言う意味も含めて1本しか必要がなくても2本買って比べてみた方が良いかもです。

余計なお世話ですが、ギタリスト・ベーシストの皆様、今一度シールド関係確認してみては如何でしょうか?音が大きく変わるかもしれませんよ!

次回の動画で音が良くなったかどうか確認してみて下さいね~

大して変わってなかったりしてww

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